はじめに

「設計事務所は敷居が高い」「どんなことをしてくれるのかわかりにくい」
相談に来られる方や家づくりワークショップに参加された方からよくお話を伺います。
そこで設計の進め方をフローにまとめました。敷地や条件によっても変わりますが、一般的な住宅の場合のおおよその期間も記載しました。
敷地がまだ決まっていない方も相談に応じますので興味をもたれた方は、気軽にご連絡ください。

1.お問い合せ

メールか電話でのご連絡をお願いします。まずは弊社にて面談をいたします。もしご希望があればこちらから伺います。敷地が決まっている場合は資料をお持ちください。
打合せでは、こちらから必要な事項をまとめた質問シートをご用意してお話をお伺いしますので、何を話していいのか分からないという方もご安心ください。
まずは、あなたの夢・想いを私たちにぶつけてみてください。

2.提案

打合せの結果、私たちの提案を見てみたいと思って頂けた場合、つづけてご要望や敷地、ご予算などをお伺いします。
その後私たちが現地調査を行い周辺環境や敷地の状況を確認します。また建物をつくるための関連法規を確認したのち、その場所にふさわしい基本プランを作成し、お施主様に提案します。(1か月-)

3.設計監理契約

ご提案したプランに納得いただき、打合せなどを通してさらに計画を進めていきたいと希望された場合は設計監理契約を行います。
なお設計・監理料の内訳は、主に下記4つから成り立っています。
①プラン検討・図面作成
②確認申請図書作成
③見積査定
④工事監理
住宅の場合、設計・監理料は基本的には工事費の10%+確認申請等の手続料とお考えください。
ただし工事金額にもよりますので詳しくはお問い合わせください。

4.基本設計

この段階で建物の骨格を決まります。
お施主様との打合せを重ね図面・模型等で検討しながらプランを決定していきます。
この段階で構造、設備の初期提案、敷地条件や関連法規の確認などを踏まえて法規的な役所事前協議も併せて行います。
最も大切な時期ですので期間も多めに取らせていただきます。(3か月-)

5.実施設計

基本設計の図面に詳細な仕様等を検討し、工事発注及び工事費見積に必要な詳細な図面を作成します。(2か月-)

6.確認申請業務

確認申請図書を作成し、審査機関に提出します。(約1か月)

7.見積・施工業者選定

作成した図面を元に施工業者へ見積作成を依頼します。
お施主様が特に希望する施工業者がない場合は、必要に応じて数社に見積を依頼します。
そこで金額、期間、図面への理解度などを総合的に判断して施工業者選定の手助けをします。
施工業者や工事担当者の能力によって建物の出来上がりは大きく違いますので綜合的な判断が必要になります。
見積金額がお施主様の希望と合わない場合は設計変更や各種調整を行います。
施工業者が決定したあと、工事請負契約をお施主様と施工業者との間で結んでいただきます。

8.工事監理・竣工引渡し

工事の進行を監理します。同時に最終的な素材や色の確認を行います。
随時現場に赴いて図面通りにできているか、工程に遅れはないかなど全てにおいてチェックします。
建物が完成した後、仕上げにミスはないか、指示通りの色や素材になっているかの最終確認を行いお施主様の検査をしていただきます。
建築確認検査機関による完了検査など各種検査を受け、確認済証を受領します。
全てが終了したのちに建物を引渡しします。

9.アフターフォロー

建物が完成し、お引渡し終了後1年をめどに経年検査を行い、不具合がないか確認します。
経年検査に関わらずお気づきの点などございましたら、お気軽にご相談ください。

はじめに

1.お問い合せ

2.提案

3.設計監理契約

4.基本設計

5.実施設計

6.確認申請業務

7.見積・施工業者選定

8.工事監理・竣工引渡し

9.アフターフォロー

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